






カナダは、高品質な資材と効率的な建築システムを世界に輸出しています。北欧やアメリカに比べコストを抑えることができる点も見逃せません。日本へ最も多くの住宅を輸出し、日本のJAS認定工場でもあるカナダのヴァイセロイ社はセルコホームが提携している住宅メーカーです。品質管理の世界基準、ISO9001:2000を取得した工場で生産される部材やパネルを完成に近い形まで加工し、さらに商社を通さず1棟づつパッケージで直輸入することで、安定した品質と価格的なメリットを実現しています。

広大なカナダは南北に長く、極寒の地から、夏には35℃を超える地域まであり、また同じエリアでも季節によって気候は実に多様です。こうした条件の中でも快適に暮らすためには、何よりも住まいの性能を高めることが不可欠です。とりわけ、冬の厳しい寒さ対策は住まいの重要課題。早くから断熱・気密、省エネ効果に関する技術開発や改良が繰り返され、住宅性能は飛びぬけて高いものとなりました。その結果、どんな国の暮らしにも順応できる高性能・高品質の住まいとして世界に認められています。

OECD諸国の中で、第2位の森林保護面積をもつカナダ。自然環境の保護に力を入れる国として知られ、持続可能な森林管理においては、世界的な指導者として認められています。カナダでは現在、森林の樹木を伐採する場合には環境に与える全ての影響を検討し、環境にかかる負担を最小限度にとどめることが義務付けられ、また、多くの企業が森林または製品に対して環境に関する認証を受けています。だからこそ高い品質が保証された天然の木材を安定して供給することができるのです。


2×6工法で用いられる2×6材は、その厚みによって、表面が燃えて炭化することで燃焼を防ぎます。さらに床や壁の接合部に採用したファイヤーストップ構造、壁内に設けたスタッドが密閉空間を多くして延焼を最小限度にくい止め、高温でも変形しにくい石膏ボードが壁の内側を覆い、火の進入を阻みます。このため、木造建築ながらも公庫の省令準耐火構造と同等の高い耐火性を実現しています。

公庫一般基準の3.4〜3.9倍(外壁152mm・天井216mm)というカナダ製グラスウールの断熱材で、家全体を覆いました。窓にはアルミサッシに比べ、熱伝導率の低い樹脂サッシフレーム、熱を通しにくいLow-E2加工のアルゴンガス入り複層ガラスを使用。カナダ生まれならではの世界最高水準の高断熱・高気密性を発揮し、夏は涼しく、冬暖かい理想の住まいを実現させました。

外部からの力を柱だけでなく、面で支える2×6枠組み壁工法をはじめ、地盤調査に基づく地耐力の判断と、その結果に合わせた公庫基準を上回る基礎幅、接合部分を強化する耐震金具の採用など、建物本体の群を抜く強度は、国内で発生した大地震でも実証されています。さらに、腐朽菌対策の防湿シートや換気対策などが効果を上げ、耐久性の高い住まいを実現しています。

欧米諸国には化学物質についてのしっかりとした基準があります。カナダCOFIの針葉樹合板のホルムアルデヒド放散量はJASのF☆☆☆☆レベル。もちろん壁紙の接着にはゼロホルマリンタイプを使用。さらに、24時間強制的に空気を循環させる換気システムにより、常に室内の空気は新鮮で、人も家も健康で快適です。また、各居室毎の温度差が少なくなることで、省エネにも役立ちます。

上下階での振動や騒音の対策として、サウンド・リジリエント・チャネルズというS字型の遮音金物を固定させて空気層を作り、遮音性能を高めています。窓に採用した樹脂サッシ、Low-E2加工ペアガラスの持つ気密性にも、シングルガラスの約2倍以上という遮音効果があります。